食費の値上がりが続くなかで「どうやって節約するか?」は大きな課題です。
でも時間にゆとりがないと、底値をねらってまとめ買いができない人もいると思います。
そこで今日は忙しい人に向けて、まとめ買いしない節約について記事にまとめました。
底値買いやまとめ買いをしなくても節約できるので、良かったら参考にしてください。
私は一人暮らしをはじめたころ、少しでも節約したくてまとめ買いを徹底していました。
肉を3パックまとめて買って50円~100円安くなるとか、もやし2パックで4割引で購入できるサービスがあるんですよね。
よく考えると、どんなに安く買っても使い切れないと損をするのに。当時は「安いから買わないと損をする」と思っていたわけです。
気づけば、まとめ買いの落とし穴にどっぷりとはまってしまいました。
まとめ買いで安心する
在庫を使い切れなくて焦る
安く買ったから、たくさん使う
まとめ買いで得られるのは安心、失うのは時間とお金だったりします。
いまから具体的にまとめ買いのデメリットを3つ紹介します。
まとめ買いが習慣になると、自宅にたくさんあるので安心できます。
ところが安心すると緊張感がなくなって、使い過ぎたり食べ過ぎたりします。
もしも在庫がたくさんあるのに買ってしまう人は、無駄につかわない「ちょうど良いところ」まで在庫を減らしてみましょう。
大切に使う心がけがあれば、まとめ買いをしなくても出費をおさえることができますよ。
あらっぽい表現になってしまいますが、いま使わないものに家賃を払うのはもったいないです。
いま使っているものと在庫1つなら、使い終わってすぐ買い物に行かなくて良いので安心します。
ところが3か月、6か月先に使うもので部屋をせまくしているなら、やっぱりもったいないと思いませんか?
たとえば家賃5万円で10帖の部屋に住んでいたとしたら、1帖の広さは5,000円の価値があります。
まとめ買いで安く買った差額と、デッドスペースで払っている家賃をくらべてみてください。
一人暮らししている人にとって家賃は大きな出費です。
広い部屋に引っ越したい人も、まずは不用品や在庫によるデッドスペースを見直してみましょう。
まとめ買いする人は特売や広告の品に弱いです。
「安いものを買わないのは損!」と予定しなかったものまで買ってしまいがち。
すでにあるのに買い続けると在庫が増えて、最悪の場合かたづかない部屋になってしまいます。
お得に買いたい気持ちはすごく分かるのですが、まずは在庫を減らすことから始めましょう。
洗濯しようとしたら洗剤がなくなっていた、コレは避けたいですよね。
でも在庫がなくても、洗剤を手に取ったときに残り少ないことは分かります。
どのくらいの頻度で買いに行けば良いのか分かれば、必要最小限で乗り切れるのです。
ここでは在庫切れを防ぐ方法を2つ紹介します。
一人暮らしの場合、トイレットペーパーが2個あれば1週間はもちます。
箱ティッシュも花粉症でなければ1週間以上は使えるでしょう。
でも家族が増えると、買うタイミングが分かりにくいと思います。
そんなときは使い始めの日付を書いておけば、使い切るのに必要な期間がわかります。
1か月に1本あれば十分な洗剤なら、何度もまとめ買いする必要はないですね。
必要なものをすぐに買いに行けない人は、いま使っているもの以外に1つだけ在庫を置きましょう。
食材や日用品は安く買えるタイミングが定期的にやってきます。
必要なタイミングで必要なだけ買うと、家計が安定するので予算も組みやすくなりますよ。
あればあるだけ食べてしまうもの、飲んでしまうものは買いだめを控えましょう。
割高でも欲しいときだけ買う方が出費をおさえることができます。
カップ麺、お菓子、アイス、お酒が好きな人は、あえて必要なときだけ買うように心がけましょう。
買い置きがあると食べる量も出費も増えてしまいますからね。
ここまで買いだめしない節約について紹介しました。買いだめすることは決して悪いことではありません。
適度な在庫は買物に行く時間を節約してくれますし、買い物に行く回数が減ると出費をおさえることができます。
必要なタイミングで必要な量を買うことで家計も安定するので、使い切るタイミングを見極めていきましょう。